【ねこま手順 はじめに】「売上アップホームページ」をデザインする

売上アップホームページをデザインする

「売上アップホームページ」をデザインすること、それは

ホームページ自体を「映える」デザインにすることではありません。
売上アップの仕組みをホームページにデザインします。
ただ、結果的に「映える」ことはあるかもしれません。
そして、売れるものには「社会にどのような価値を提供するか」きちんとデザインされています。

多くのお客さまが「あ、あれですねっ!」とピンとくる事例を紹介します。
九州の鉄道会社のおはなしです。
そのむかしは国営でしたが、あるとき民営化することになりました。
まだ新幹線もないですし、ビジネス客で埋まるドル箱路線もありません。
3大都市圏からも遠いので、飛行機で直接現地入りする旅客も多いです。
つまり、九州エリアの沿線と共に生きていく地元の企業として、売上をアップする新たな方策が必要です。
鉄道事業を通じて地元にどのような貢献ができるのか――、乗降するお客さまにどのような価値を提供できるのか――。
それまでも、車両や駅舎のデザインに地域色を取り入れるなどしてきましたが、
ここでさらに進めてハイグレードおもてなし列車を走らせます。
このハイグレードおもてなし列車の運行こそ、みんなに福を招く売上アップの仕組みを列車の運行にデザインしたものであり、結果的に「映える」車両にもなっています。

具体的にみてみましょう。
車両のそこここに地元九州各地の特産品が、時には最先端のハイテク技術と融合して取り入れられ、車内や立ち寄りスポットで提供される食事も地元九州各地の旬の特産食材がふんだんに盛り込まれ、列車の立ち寄り地も季節の見どころ満載に工夫されています。
つまり、列車運行自体が地元九州の物産や観光地をPRするショーケースとなっていますから、九州を満喫したい乗降のお客さまのご期待に精一杯応えるものになっていますし、このサービスの提供を通じて地元企業の商取引活性化(BtoB)に加え、旅客が直接地元企業の商材を買う(BtoBtoC)きっかけもつくっています。
みんなで持続的に福を招きいれていく仕組みを、列車運行という事業においてデザインしていますよね。ビジネスエコシステムにおいて、全体の繁栄が考慮されています。
そして地元を安売りしません。お客さまに高い満足感を提供するわけですから、相当の対価もいただくブランディングです。

ふくねこデザイン事務所はお客さまの「売上アップホームページ」をデザインする取り組みに、セミナーや研修を通して伴走・支援をします。

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