ねこまは
「売上アップホームページ」のデザインをABCの3サイクル(①~⑫の12ステップ)で進めます。これをぐるぐると回します。
3サイクル、それは
A・マーケティング
B・ホームページ製作
C・ホームページ運営
です。
ホームページは開設すれば、自然にお客さまが来てくれて、商品も売れる、というわけではないことは多くのかたが知っていると思います。ホームページを開いただけ、それは例えば人里離れた原野にポツンと土地を買っただけ、と同じのような状態のままだということも。
実際のお店でも、喜ばれる品ぞろえとなるようお客さまの声をお聞かせいただいたり、お店を知ってもらうためにチラシを配ったりなどして、顧客が求めているその商品はこのお店にあるこの商品ですよ~、と広めていきますよね。それをホームページでは3つのサイクルを回して、顧客のニーズとお店の商品をマッチングしていくんですね。
A・マーケティングパート
マーケティング戦略とは商品やサービスが売れるための仕組みです。ですので、会社や商材で独自の戦略が練られています。そして使うツール(Webの場合はWebサイト、SEO、広告、メルマガ、Googleマップ、SNSなど)も多種あります。そこで、実際にどのようにWebでの施策を進めていけばよいのか?という相談を受けることがよくあります。
わたしたちは、効率的かつ効果的に最大限の成果を引き出そうと、マーケティングパートは次の3つの手順で進めることをお勧めしています。
まずは手順1で商品を知る、つまりお客さまがなぜその商品を選んでいるのかを知る、そうすると次に手順2でどういう顧客層をターゲットに商品を売るのか絞り込める、そして最後に手順3でその顧客の購買行動に伴奏する売り方をしていく、というように進めるます。
念頭にKBF(Key Buying Factor:重要購買決定要因)を置きながら、つまり「顧客が数ある商材のなかからなぜ自社の商材を選んでくれたのか」意識しながら、手順を進めていくとよいでしょう。
Aマーケティングパート手順0
商材の特定(何を売るか、決まっていない場合はここからスタート。決まっている場合は、つぎの手順1からスタート)
①リソースを棚卸して、販売する商材を見極め、発売に向けたタイムテーブルと会計表をつくる
Aマーケティングパート手順1
自身の商材の特性を知る(扱う商材は、どのようなお客さまが、どのような理由で買っているのか知る)
商材を知る、つまりお客さまがなぜその商材を選んでいるのか理由(KBF)を知るには、顧客と接している販売や営業の担当に聞いたり、口コミやアンケートを調べたりするなどして、その結果を5W1Hで定量的に整理してみる、現状のマーケティング戦略を4Pで整理してみるなどして把握します。
②その商材の現在地をプロダクトライフサイクルで整理する
③どんな人がどんな理由で買っているのか5W1Hで整理する
④商材をどう市場に販売しているのか4Pで整理する
Aマーケティングパート手順2
手順1を踏まえ、商材の買い手になるターゲットを明確化する(どの層の顧客のニーズに応えていくのか明確化する)
商材の買い手になるターゲットを明確化(どの層の顧客のニーズに応えていくのかを明確化)するには、手順1の結果を念頭に置きながら、誰がどのような用途で利用するのかを考え、外部環境の変化をマクロ(PEST)とミクロ(5フォース)の視点から分析し、自社の商材の特長が最も生かされ、競争優位性が確立されるターゲットに対して施策(3C)を考えていくことになります。
⑤取り巻く環境をPEST(外部環境のマクロ分析)で整理する
⑥業界内を5フォース(外部環境のミクロ分析)で整理する
⑦外部環境分析を踏まえて自社はどうするのか3C(内部環境分析)で整理する
Aマーケティングパート手順3
手順1と2を踏まえ、カスタマージャーニー(購入プロセスの各段階で顧客が経験する心理や態度の変化の過程)に沿う施策を講じるとともに数値目標を設定する
⑧カスタマージャーニーの各段階の対応策を整理、数値目標を設定する
Bホームページ製作パート
⑨カスタマージャーニーに訴求するホームページのサイトマップ(SNSも含め)とワイヤーフレーム、デザインカンプを作る
⑩SEO対策に沿ったホームページ構造でホームページを作っていく
Cホームページ運営パート
⑪SNSや広告で発信する
⑫アクセス解析をして、マーケティングにフィードバックする(つまりAに戻り以下繰り返し)
やることがとても多く感じるかもしれません。ですが、思い出してみてください。ねこまは「小さい会社さん」が「売上アップホームページを自社でデザイン・運営したい」「ホームページをもっと自分で機動的に営業にフル活用したい」ニーズに伴走支援しますので、製作や更新ならびに分析は少ない手数で多くの効果をねらおうとWordpressを活用します。
Aパートのマーケティングがかたまれば、おのずとBパートのホームページのサイトマップができますので、それらの目的に合ったWordpressのテンプレートを選び、コンテンツを入れればほぼ外観はできあがります。Wordpressは検索エンジンとの相性も考慮されていますし、アクセス解析の設置も簡単にできますから、自社の目的に合った分析項目を容易にチェックすることができます。つまり機動的な更新や変更が容易に「自分でできる」ので「売上につながる」のです。